日本では鍼治療を定期的に受けていたけど、バンコクに来てからはどこで受ければいいかわからない。そんなお話をよく聞きます。日本と同じような鍼治療はタイでも受けられるのでしょうか?

タイでは鍼専門のクリニックというのは通常あまりありません。タイでは中医学(中国のお医者さん)のクリニックと言うのがあります。日本では鍼灸師という国家資格がありますが、タイでは鍼灸師ではなく中医学という資格になります。

鍼灸師と中医学との違いは?

日本の鍼灸師は主に鍼とお灸で治療をしますが、中医学では、鍼、お灸以外に、カッピング、すいな(マッサージ)、漢方の処方もします。日本の鍼灸師よりも学ぶ内容が多く、大学で5年間勉強します。鍼自体は日本の鍼灸師と同じように、経絡に打つのが基本ですが、日本の鍼との違いは、針菅(プラスチックの筒)を使わない事が一般的です。針菅をつかわないと、痛くしないように鍼を打つのが難しいです。タイや中国で鍼を受けた事があり、痛かった経験のある方はこの針菅を使っていない事が原因の事が多いです。ペインアウェイクリニックでは使い捨ての針菅を使った鍼を使用しています。ペインアウェイクリニックの中医学の先生はまず針菅を利用し鍼療法を3ヶ月トレーニングします。それ以外に手で筋肉のシコリを触って確認する事を3ヶ月以上練習します。手で筋肉のシコリが的確に触れないと鍼で筋肉のシコリを刺激することは難しいからです。タイのローカルの鍼を受けてあまり効果的でなかった経験のある方は鍼がしっかり筋肉にシコリに当たっていないのが原因かもしれません。また衛生面でしっかり管理ができていないと感染症にかかることもありますので注意が必要です。

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